ニュースレター 2019 8月
いよいよ夏らしくなってくる時期ですね。
しかし、まだまだ梅雨明け間もないので、湿度が高い日が続きそうです。
湿気対策は体調を整えることにもなり、本格的な暑さに対抗する力をつけることにもつながります。
中医学では、暑さは気・体力を消耗させてしまうといいます。体力をつけるため、食べ物から栄養を取ることが重要ですが、湿のため、胃腸が弱っていると消化吸収の作用がうまく働かず、十分に栄養を取ることができなくなってしまいます。
今年は梅雨入りして以降じめじめと多湿の状態が続きました。
湿度が高い状態を長く過ごすと、身体が湿気による影響(湿邪 しつじゃ)を受けます。湿邪は、ねばっとして重たい性質を持ち、頭が重たい、身体が重たい、下半身の浮腫などが起こります。
また湿邪は胃腸の働きを阻害するため、胃腸の強くない方はお腹が張る、軟便や下痢、気分の悪さ、食欲不振などが現れます。
毎年梅雨はだるくなったり、浮腫みが酷くなる方はこの湿邪にやられている状態の可能性があります。また鏡で自分の舌を確認してください。舌の縁が歯の痕がついて波うっているような舌、白い苔がべったりついている方は湿邪にやられている状態です。
この梅雨を快適に乗り越えるためのポイントを解説すると
①家に温湿度計を置き湿度を50%にするように除湿を行う
②胃腸に負担をかけないよう、甘い物を控えめにして過食しない
③運動(手足を動かす散歩やジョギング)を行い、適度に汗をかくです。
① 単純に多湿の環境に長時間いると誰でも湿邪の影響を受けてだるくなります。そのため常に湿度を50%程度になるよう調節すると、快適に過ごせます。
②湿邪は胃腸に影響すると言いましたが、逆に胃腸が丈夫であれば多少湿気ていても身体がだるくなったり、浮腫むことはありません。そのためこの時期は特に胃腸に負担をかけないよう食べすぎないように注意しなければなりません。油物は控えめにしましょう!
生姜やキャベツなどは胃腸の働きを助けるので梅雨時期はオススメです。
③手足を動かす運動は胃腸の動きを活発にし、働きを助けます。また適度に汗をかくことで身体の湿気と熱気を外へ漏らすことが出来ます。
この3点でジメジメした梅雨も元気ハツラツと過ごして行きましょう!!
そして、24節気では、8月8日頃を「立秋」といいます中国では『秋の虎』と言われ、一年で一番暑い頃です「心」の血と気の不足によっておこる心臓のトラブルに注意しましょう。夏に潤い不足にならないことが、秋や冬の養生に繋がりますこの時期に注意したいチェックポイント
・一日中空調の効いた部屋にいる
・日差しを避けすぎて昼間は外出しない
・運動不足などでストレスが溜まっている
・のどが渇くまで水を飲まない
この時期に起こりやすいトラブルは・・・・心臓のトラブル ・熱中症・食欲不振 ・皮膚のトラブル
手軽にできる季節の対策
エアコンの冷やしすぎに注意する
のどが渇く前の給水を意識的に行う
などがあります今が旬の食材には、体にこもった余分な熱を排出する、必要な潤いを補う、夏バテを予防するなど、人に役立つ働きがあります。
今月のおすすめ食材冬瓜・レタス・鶏肉
中医学では、この時期は、体にこもった熱を排出したり、元気や潤いを補う食材の活用で、健康的な生活が維持できます。
レタスは体にこもった余分な熱を排出させます。また利尿作用もあります。薬膳として、冬瓜は体にこもった余分な熱を排出させます。また必要な潤いを補います。鶏肉はエネルギーを補い、胃腸を元気にします。
院 長