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2019/08/31 ブログ 疾病別ブログ スタッフブログ
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東洋医学的に言う「内欲」(ないよく)の一つに睡眠欲があります。

 

「睡眠の欲」
人間は、どの位の睡眠時間が望ましいのでしょう。
一般的には6時間や8時間は寝ないとっていいますよね、でもどうでしょう?
これも、それぞれ異なってきます。

現代人では、睡眠欲というより、「寝つきが悪い」「途中で覚めて眠れない」「変な夢が多い」などなど、眠れない苦痛が多いようですね。

そもそも睡眠って何でしょう?
睡眠は、一日使った身体や脳の休息時間ですよね。「身体さん」と「心さん」が共に休む時が睡眠ですが、「身体さん」の一部は、「身体の修復時間」として活発に働き出すものもあるのです。
それが、風邪をひいた時や、怪我をした時、病気の時などの修復時間になります。

身体を使っている時は「交感神経」が関わりを持っています。
夜休んでいる時には「副交感神経」が働いて、身体を修復しています。

人間は(生き物全てですが)、眠らないと生きていけない。
眠っている時に、身体を修理して、一日の

疲労を取り、明日の準備をしてくれています。
これが、副交感神経のお仕事なんです。

と言うことは、人それぞれ、生活リズムや、仕事の量、ストレスの度合い、年齢、体格、性別、性格が違っていますよね。
つまり、睡眠時間にバラつきがあって当然なのです。
8時間寝ないといけないとか、6時間寝れば十分、10時間寝たいなど、様々でいいのです。

では、理想の寝方はどうでしょうか?
昔からの基本は「日が昇って起きて、日が沈んで休む」ですよね。
でも現代人はそうはいきません。

そこで、一日の身体のリズムのお話です。
各時間帯ごとに、身体の臓器が活発に働く時間があります。
「朝」夏は4時頃(冬は6時頃)~10時までが「肝」が活発に働く時間です
「昼」10時~14時までが「心」が活発に働く時間です
「午後」14時~夏は20時頃(冬は18時頃)までが「脾」が活発に働く時間です
「夜」夏は20時頃(冬は18時頃)~0時までが「肺」が活発に働く時間です
「夜中」0時~夏は4時頃(冬は6時頃)までが「腎」が活発に働く時間です

この中で、「肺」と「腎」が就寝の時間に相当していますね。
「肺」は免疫に関わりを持ち、休んでいる時に身体を治してくれます。
「腎」は脳や自律神経の副交感神経に関わりを持ち、休んでいる時に整えてくれています。

ということは・・・。
「肺」と「腎」の時間内で寝ていれば、身体は自ずと治す時間が作れる。
つまり、夜9時~夜中の3時頃まで寝ていれば、身体の修復が可能ということになります。

一般的に「何時間寝たらいい」と思いがちですが、「何時に寝た」が大事です。
簡単にいえば「夜寝ましょう」ということになります。

睡眠を苦にされる方は多いです。
眠れない時は苦痛です、そして明日が心配で、つい薬に頼ってしまいがちですが、
熟睡できて、朝の目覚めもスッキリ、よく眠れたぞって時を100点の睡眠だとします。
眠りも浅く、ウトウトしたり、何度も起きてしまう状態でも、布団に入って目を閉じているだけでも80点の睡眠はあります。
また、全く眠れない時も、布団に入って暗い部屋で目を閉じているだけでも70点位は睡眠効果があります。

必要な睡眠時間は何時間、って考えるより、
身体さんは必要な分だけ寝てくれます。
ただ、ダラダラとした寝かたは良くありませんが、風邪ひいた時は、十分に寝てください。
毎日、眠れない、眠れないと考えていると、かえって興奮させてしまいます。

眠れない時の対処法眠れないから、あれこれやるよりも


「今日も一日お疲れ様、身体さんありがとう」
身体さんに感謝をして
「あーーーーーーっ、やっと横になれたぁー、横になるってきもちいいなぁー」と
大の字より小の字位に軽く腕を横に開いた姿勢で


一日立ったり座ったりの筋肉緊張から解き放される気持ちよさをじっくり味わいながら
暗いもしくは薄暗い寝室で横になって目を閉じて楽しいことを色々空想してください
気持ちが落ち着き、自然と寝てしまうもんです。寝る時間を楽しんでください。



皆さんの中には「夜勤」の方もみえます。
たしかに夜勤は、身体のリズムがつくり難く、自律神経のバランスを崩しがちです。
こういった方こそ、夜勤明けの昼に、光のない寝室で、十分に休める状況をつくってあげてください。夜ほどではないですが、身体を上手にコントロールしてあげることが必要なんです。

 


                                   院 長