【東洋医学の豆知識】不安症タイプ(血虚)
2014/06/27
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不安症タイプ(血虚)
体の実体的栄養素である血が不足したことで起こる症候群です。
よく寝不足や心労から起こります。パソコンなどで眼を使いすぎても血虚を形成します。
一度血虚が形成されると、治るまでに時間がかかります。
また逆に血虚になると、途中覚醒、つまりちょっとしたことで起きてしまいます。
すると血虚が益々強固になります。悪循環ですね。
このタイプの人は精神的には、不安感が強くなります。
ネガティブな思考に陥りやすくもなります。
時間に遅れたらどうしょう?
戸締まりをしたかしら?
今の一言、言い過ぎたかしら?……。
私の友人は 新幹線に乗るために、「遅れたどうしょう?途中何かあったらどうしょう?」
と思い、必ず1時間前には駅に着くそうです。
恐い夢も良く見ます。
〔現れやすい症状〕
しびれ、めまい、立ちくらみ、動悸、寝つきが悪い、
夢が多い、顔色に血色がない、唇の色が薄い、
爪の色薄い、爪がもろい、眼がかすむ、視力が落ちる、髪が抜ける、肌がカサつく、便が出にくい、
生理遅れる。
〔かかりやすい病気〕
貧血、眼病、不眠症、皮膚病、神経痛(知覚麻痺)、
不妊症、 頭昏、健忘、神経症など。
(避けたほうが良いこと)
睡眠不足、心労、過度なダイエット、長風呂。
(血虚に良い食べ物)
ニンジン、ほうれん草、キャベツ、黒豆、枸杞の実、
黒ゴマ、ひじき。
【BESTなツボ】
三陰交、公孫。手足のイメトレなども有効です。
深く深呼吸をしながら手のひら、足の裏が温かくなるイメージをして下さい。