【東洋医学の豆知識】疲労タイプ(気虚)
2014/06/25
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疲労タイプ(気虚)
気が足りなくなることによって起こる諸症状です。
気は、生まれながらにもつ元気、呼吸より取り入れる清気、食物より取り入れる穀気などから作られます。
気が足りなくなると、まず何をするのも『おっくう』になります。
しゃっきとできません。
胸を張った姿勢も続きません。
決断力、行動力にも影響が出ます。
デパートに靴を買いに行き、Aにするか?Bにするか?何時間も決まりません。
気の不足は、それぞれ元気、清気、穀気と関連の深い腎、肺、脾胃の機能低下から起こることもありますが、運動不足などから展開するケースもあります。
体を鍛える・動かす絶対量などが不足すると、気が滞り、長い目で見ると上記臓腑の機能低下から気の不足が形成されます。現代に多いケースです。
〔現れやすい症状〕疲れやすい、だるい、動きたくない、動くと息切れ、汗が止まらない、風邪をひきやすい、風邪が治りにくい、声が小さい、夏バテをする、便がゆるい、食が細い、食後眠い、生あくび、筋力がない、運動するとすぐに筋肉痛。
〔かかりやすい病気〕疲労症候群、感冒、慢性腰痛、胃腸障害、慢性の下痢、習慣性流産、不正出血、生理がダラダラ続くなど
(気をつけること)激しい運動、過労、過度なダイエット、無理な計画、食べ過ぎ。
◆(気虚に良い食品)とうもろこし、かぼちゃ、やまいも、なつめ、いわし、イモ、牛肉。