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2024/01/18 ブログ 疾病別ブログ スタッフブログ
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不安感を有効利用して飛翔します

ホルモンバランスにおいて、もし不足しますと不安を感じる「セロトニン」という神経伝達物質の量を調節する遺伝子が存在します。この遺伝子を「不安遺伝子」と呼びます。
世界的な科学雑誌が、国ごとに国民の遺伝子を調べてこの不安遺伝子の量を測定した結果、何と日本人の不安遺伝子の量が1番多く、他国の3倍〜10倍だったそうです。

つまり日本人は、
・ 不安だからこそ、勤勉に働いて来た。
・ とにかく不安だから堅実で、個人の貯金の量も、低い所得にもかかわらず平均的に海外よりも多い。
(国民の個人貯金の総計が2000兆円を超えている国は少ないです)
このようなことが言えます。

私は、この日本人の不安遺伝子の量の多さが、「悟り」とか「目覚め」「覚醒」へと世界最初に到達させる原因に成ると予想します。
多くの聖者にしても、釈尊にしても、悟りを目指す始まりは「不安感」から始まっていると思います。

ただ、日本人の場合は特に不安遺伝子が多いために、自殺も比例して多いのが実際です。

 

だから日本人こそは、不安感をコントロールする意識を持ちながら、不安感を良い方向に活かす努力が大切であると感じます。
つまり、不安感が多い人ほど、この不安感のコントロールがもし上手く行けば、悟る可能性が高いとも言えるのです。

この方法について、釈尊が阿含経の中でズバリと指摘しています。
いつまでも不安感だけが消えずに、修行も進まない弟子たちを集めて釈尊が言ったことは、

「ああ〜、もう本当のこと言うてしまうわ! ホントニ  プンプン
あのなあ、
(関西弁!!)

『因縁によって集まり生起する全てのものは、
全ていずれ必ず消滅するものであるのが決まっとんのや』

つまりやな、私達自身も、視える全てのものは、因縁によって見えるように今だけ出現しているだけでなんやで、
これは必ず全ていずれは消滅するんじゃ〜〜! 
もう結果は、決まっているんじゃー!
ほんでやな、今回の因縁を頼りにして、またいつか違う世界に迷い出るんじゃ〜

それを何を今さらごじゃごじゃと不安に思っとんじゃ時間のムダちゅうやつや〜〜 
ドアホ!

どうせ消える命なんや、今を思いっ切り生きてみー、楽しまんかいな、楽しまな損やで、何でも喜々として修行とせな損なんじゃ〜〜!」

このように釈尊が関西弁で弟子を叱り飛ばしたかどうか、真相わかりません。(
笑)

更に釈尊は、「有無同然(うむどうぜん)」と言いました。

有無同然とは、「有っても無くても同じ」という意味です。

お金や財産、地位など「有る人」も「無い人」も、いつまで経っても人は必ず苦しむのです。
どんなにお金が有っても、人は更に心配も欲も増えて、更に心配するのです。

お金が無い人は、金持ちに成れば不安が消えると思い込んでいますが、人間とはそうでは無いのです。更に大きな「無くした場合の不安」に金持ちも心配をします。

つまり、不安感をコントロールするには、
・ どんな不安も、今だけのことであること、いずれ消滅は決まっていることを、自分に言い聞かせて行くこと。
・ 今生のすべての事も物も、自分も、消滅することは先に確定していることを思い出すこと。
・ これを何時までもとか、何とか維持したい、という思いが苦しみに変わること。

・ だから短い期間ぐらいは、どんな嫌なことも耐えられるし、逆に良い思い出に変わることを知って置くこと。
・ どんな悲惨なことも、今の因縁が創り出しているだけだから、それを逆に挑戦するべきゲームに変えてしまうこと。

答えの結果(消滅)を先に知っておいて、今の生活を見て楽しんで行きましょう。

どんなことも期間限定ならば、愛おしく思えるし、楽しめることでしょう。

皆様の参考に成れば幸いです。

院 長