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2024/01/18 ブログ 疾病別ブログ スタッフブログ
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閻魔銀行の善徳貯金通帳

 

誰もが自分の人生を生きていると思い込んでいますが、それは真実なのでしょうか?

・ 人は、他人に対して向けていた態度、
・ 他人に向けていた言葉、
・ 自分が他人に対して行った行為。

これが自分の人生であり、それだけが真実として残り、来生の自分自身と成る。
ということでした。

「私は人生を頑張った」と言う人が居るとしても、自分のためだけに頑張った事は、実は何も残っていないのです。


その全ては、肉体の死と共に消えるものばかりです。


しかし、他人に対して行った自分の態度、言葉、行為こそは、今生の真実の自分として残り、自分の死後に行く世界に反映し、更には来生に自分が生まれる環境と条件と人生に影響します。

例えば介護職の御方は、薄給で何も財産も無いかも知れません。生活するだけで精一杯という声を聞きます。


でも、自分が仕事を通じて他人に向けて行った態度と、掛けた言葉、そして行為、それらに悪意が無くて、思いやりと、相手のために、という良い内容が有れば、それが「真実の行為」として記録されており、自分の死後と来生への真の財産と成ります。

このように他人に向けた良い行為が沢山有る人は、今生は貧乏でも真の大金持ちなのです。
誰もが死後に、閻魔大王から善徳貯金の預金通帳を見せられます。
自分が生まれてからの全ての善悪の行為と金額が明記されています。


行為毎の内容と、プラス・マイナスの金額が明記されています。

最近に動画サイトを見ていますと、臨死体験をした人が語る内容に、上記の善徳貯金の預金通帳と似た内容が有りました。
その臨死体験者は、死んでから目覚めた世界では、人々の長い行列を最初に見たそうです。
自分も何となく最後尾に付いていますと、その列の先頭は何とコンビニの入り口であり、その中にある会計カウンターだったそうです、笑。

前の人を見ていますと、レジの人に自分の名前を言いますと、レジから長い明細のレシートが印字されて手渡されるそうです。その最後の数字を見て、悲しそうな人と、嬉しそうな人に分かれていたそうです。


列を整理する人に、あれは何のレシートか? と聞きますと、「あなたの人生のポイント」と一言だけ言われたとのことです。

いよいよ自分の順番が来て、レジで名前を言いますと、次の場面は病院のベッドの中だったそうです。
自分のレシートを受け取ることは出来なかったが、その代わり意識がこの世に戻ったということです。

その夢のような体験から回復して退院した時に誓ったことは、


「他人の悪口を言わない」、
「他人に良いことをしたい」、
と心から思えたそうです。


それには、危篤状態で見たあの夢の世界は、リアルに実在すると肌身で感じたからです。

人生の生き方の参考に成れば幸いです。

 

 

院 長