ニュースレター 2023  1月

2023/01/07 ブログ 疾病別ブログ スタッフブログ
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新年あけましておめでとうございます!

昨年のサッカーのワールドカップにおいて日本に元気をいただいたのではないでしょうか。

 

日本の謙虚さは、海外では矛盾になるの?ワールドカップの日本代表チームの森保一監督の発言に以下のものが見られました。

「これからも日本人の魂と誇りを持って戦いたい。
国民の皆さんの応援のおかげで、勇気を出して戦うことができた。これからも日本人の魂と誇りを持って日本のために戦いたい。スポーツの持つ力、アスリートの持つ力を届けられるように頑張っていきたい」

「我々はこのワールドカップに挑むにあたり、日本人の魂を持って、日本人の誇りを持って、日本のために戦って、日本のサッカーの価値、日本の価値を世界に認めてもらうということを共有しながら戦ってきました」(以上)

公の場で、このような発言をするのを避ける人が増えた中で、堂々と言う監督がおられて感心しました。
でも、森保一監督の試合期間の発言では、常に欧州サッカーを賞賛しており、米国の報道で日本監督の矛盾点として報道されていました。

 

その内容は、森保一監督はスペイン代表に勝てるという『自分たちを信じる』ことを日本選手に求めながら、その一方で
『欧州サッカーからまだまだ学ぶべきことがたくさんある』
と主張するのは、日本選手に少々混乱を招くかもしれないし、日本代表監督のコメントがダブルスタンダード(矛盾)だという指摘でした。

つまり、日本の監督は、
・ 日本の自分たちのサッカーを信じろと選手に言いながら、
・ 欧州サッカーから学べというのは、
どっちやねん!?
という海外での指摘でした。

ここに、海外と日本の思考と文化の違いがよく現れていると思います。
以上は、日本人にとっては、矛盾ではありません。
・ 相手を褒めて謙虚に学びたいと言いながら、
・ 自分を信じろというのは、
謙虚さの意味でも良く分かります。
でも、これが海外ではダブルスタンダードとしか受け取られないのです。

日本人が考えるエチケットや気遣いが、海外の人には白か黒の意見を灰色にして逃げていると受け取られるのは残念なことです。
しかし、冷静に考えても、

・ 自分は正しい。自分だけを信じろ。
よりも、
・ 相手も凄い。相手から学びつつ、自分はもっと強く成る。

のほうが伸びると思うのですが、これは、今の日本人でも意見が分かれるかも知れません。
皆さんは、もし自分に子供が居れば、どちらのタイプを勧めますか?

とにかくこの数年間のストレスや心配を日本サッカーチームの活躍は、励ましてくれたと思います。

又、応援してくれたサポーターのマナーの良さ、試合終了後の客席周辺のごみの収集、立つ鳥跡を濁さづですね。海外のメディアでも取り上げていました。

日本人の誇りですね。

素晴らしいです!

まさに「ブラボー・ブラボー・ブラボー!!でした。

そして、日本のことを心から思ってくれる監督で良かったと感じます。

4年後を楽しみにしたいものです。

 

院 長