ニュースレター 2022 11月
人は何のために生まれてきたのか?
何のために生きているのか?
真面目に生きていれば誰でも持つこの疑問
「私たち人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。
もっとも根源的ともいえるその問いかけに、私はやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。」
稲盛和夫(京セラ創業者)
つまり、稲盛和夫氏は人生の目的は「心を高めること、魂を磨くこと」といっています
でも、これでは少しわかりづらい
これを、「自立・成長・貢献」、そして「愛を知る」こと、と言い変えてみる。
自立とは、精神的に経済的に自立する、人に頼らなく生きていく。
原因自分、選択自分、責任自分と思うこと。
全ての原因は自分にあると思い、他責しないこと人を責めない、人のせいにしないで生きること、でもこれが難しい。
「世間は道場である、人間錬成の道場である。私はそう思います」
松下幸之助
世間を道場と思い、修行の場と考えれば
人のせいにせずに生きてゆくことが修行となり心を高める、魂を磨き、魂のレベルを上げようと思えます。
成長とは、昨日の自分を超えること人と比較しないこと。
「全ての不幸は人との比較から生じる」
森 信三 (日本の哲学者・教育者)
一生、学び続けること、学ぶ喜びとともに心を高め続けること。
人との比較という相対差の中ではなく、昨日の自分を超えるという絶対差の中に
自らの成長を見出していくこと。
貢献とは、利他 人の役に立ち、喜ばれ、感謝されること。
利他とは、自分だけよければいいという利己を抑え世のため人のために自分の時間、体、思い、お金を使うこと。
人生のすべての局面で人の役に立ち、喜ばれ、感謝される。仕事を通じて人の役に立つ、商品を通じて喜ばれる、サービスを感謝されるということ。
仕事はお金儲けをするためだけのものではない人の役に立ち、喜ばれ、感謝されるために行うもの。
そして、その根底に、人に対する愛、やさしさ、慈悲の心があること。
人の痛みを自分の痛みと感じ、人の喜びを自分の喜びと感じるこころを養う。
その愛を学び、自分の心を高めること
これが人生の目的何のために生まれてきたのか?に対する答えと言える。
何のために生まれてきたのか?と問われたら自立・成長・貢献、そして、愛を学ぶために生まれてきたと答えたい。
いや、そんなことはない!と思うならば、自分で他の答えを探してみる。といちど思ってみてもいいのかもしれない。
「人生とは成長と発見の旅だ」
タイガーウッズ
「世に生を得たるは事を成すにあり」
(坂本竜馬)
人は何のために生まれてきたのか?
多くの人が答えを出せずにいるのではないでしょうか?
私もずいぶんと悩みました
いったい何のためなのだろう?と
多くの本を読み、いろんな人に聞きました
そして、得た今の結論はこれです
「魂を磨くこと 人間性を高めること」
人は天から生を受けたからには
そこに何らかの意味がある
人にはそれぞれ持って生まれた役割がある
森信三先生は天からの封書を開けると言います。
人それぞれに天からの封書を頂いている
40歳までにはその封書をあけ自らの人生の意味を理解しその役割を果たしたいしかし、その封書を開けずに人生を終える人のなんと多いことよ と。
天から頂いた役割を立派に果たす
人それぞれ役割は違う、その役割とは人の役に立つこと人の喜びは人の役に立つことによって得られる。
どうもこれは人間のDNAに入っているようで心理学的にも正しいようです。
するとこれが理解できるのです。
幸せの原点
①絶対に人と比べない
②足るを知る
③自分の果たすべき務めを果たす
④人に対して親切にし、人のために尽くす
⑤人間関係を噛みしめ感謝する
あなたは、あなたの役割を果たすために生まれてきたはず
そして、幸せになるために生まれてきたはずです。
院 長