ニュースレター 2022 7月
意味なく落ち込んだときに、気持ちを立て直すための考え方
喜怒哀楽とはよくいったもので、日々生きていると色々あるものです。「たのしい、うれしい」といったワクワクが続く事もあれば、その次の日は気分が落ちたり。そういうときって大抵、身体が疲れていたり、寝不足だったり、エネルギー不足だったり、ちょっとしたことで翌朝スッキリといったこともあるのですが。落ち込んでいる時間ってなかなかに辛いですよね。今日はそんな「意味なく落ち込む」時に効く考え方をご紹介します。
① 深刻にならない、「まあ、また楽しいことあるよな」と傍観
なにかが頭に浮かぶたびに、人間は頭のなかに「思考という名のタネ」を撒いています。日々の生活のなかでまいたタネは時がくれば芽吹いてきます。もちろん悪いタネにはよくない花が、良いタネには良い花が。
ブッダは「人間は自分の考えているものの結果である」と説きました。
「あいつはなんてやつだ」「本当に嫌なことばっかり」とネガティブなことを考えていると、本当にそういった出来事がたくさん起こります。それに対して「まあいまは落ち込んでるけど、またいつか楽しいことあるか」と傍観していると、ポジティブや楽しい人や状況を引き寄せることがあるのです。
② 悪い面を探すのではなく、あえて物事のいい面を探す
どんなものにも、良い悪いの両面があります。悪いところや、イライラすること探せば、それは佃煮にするほど見つかりますし、逆に良いところを見つけようとすれば、芋づる式に良い事もたくさん出てくるものです。
とはいっても、辛いとき、落ち込んでいるときに「物事をポジティブに考えよう」なんていわれても、「そんな気分じゃない」ってなりますよね。そういうときは「自分が持っているもの」を数えましょう、不満が出てくる時ってだいたい自分に足りない何かを見ているときです。
③ ネガティブ感情は、制御しないと加速する
人間は本来ネガティブにできているのです。
マンモスがたくさんいる土地に狩りに出ているのに、「まあなんとかなるから、とりあえずいこう」じゃ全滅ですからね。目の前のことに注意を払い、不安があるのは生きるために大切なことなのです。
ただネガティブ感情はオートモードで稼働しつづけるので、自分でセーブする必要があるのですね。偶然の偶然はたしかにありますけれど、本当に自分が欲しいものを手に入れたいのなら「頭のなかで、自分が欲しい未来を具体的に想像する」ことを意識して、ぜひ落ち込みに飲み込まれないようにしてくださいね。
いろいろある解決策の中から、今回は「ホ・オポノポノ」についてご紹介します。ホ・オポノポノは昔からハワイに伝わる問題解決法です。太古からの記憶が私たちの潜在意識に蓄積され、その記憶が感情や思考となって表れると考えています。
感情や思考を自分の力で消去して、きれいに「クリーニング」することで問題を解決します。
「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」という4つの言葉を唱えるなど、とても簡単な問題解決法です。
言葉をつぶやくだけでネガティブ気分解消!
眠ろうとしているのに、イヤな出来事や辛いことを思い出し、なかなか寝付けないことってありませんか?そんな時に行うのが「クリーニング」。
自分の心に「この気持ちに気づかせてくれて、ありがとう」「こんな気持ちにさせて、ごめんね」と語りかけてあげましょう。口に出さないで、心の中で唱えるだけでもいいのです。
これらの言葉で「クリーニング」すると、気分が落ち着き、いつの間にか眠りについていることもあります。普段の夜も、「クリーニング」してから眠ると、睡眠が深くなり美容にも効果的といわれています。
朝はスケジュールをチェックしながら、「今日は、こういうお仕事ができるよ、ありがとう」。パソコンにも感謝の気持ちを伝えるために、一声「愛しているよ」と「クリーニング」すれば、気持ちも落ち着き、一日中キータッチも軽やかです。
苦手な人と話す前にも「クリーニング」します。「○○さん、苦手に感じていてごめんなさい、許してください」などと自分の潜在意識につぶやきます。すると、徐々に苦手意識が消え、相手との関係性に変化がおとずれることも。
日々仕事をしていると、様々な問題に悩むこともあるでしょう。そんなとき、手軽にできるホ・オポノポノを生活に取り入れて、毎日を快適に過ごしたいですね。
院 長