ニュースレター 2022 5月

2022/05/24 ブログ 疾病別ブログ スタッフブログ
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仏典(大無量寿経など)に有ります言葉で、
* 和顔愛語(わげん  あいご)
という語句があります。

穏やかな顔をもって、思いやりの言葉で、他人に接することを意味します。
これだけでも、善行となる修行に成るというのです。


それもかなり高度な修行だというのです。
これは禅宗でも重視されている言葉であり、道元禅師の書にも出ます。

和顔愛語、これを簡単に出来ますか?

これが出来るには、
・ 様々な辛いことを自身が体験した人にしか難しいかも知れません。
・ 自分のことしか考えない(ワレよし)人には出来ません。
・ 優しい顔だけでは無くて、優しい「言葉」が口から出るという、相手を思いやる思考力も必要です。

和顔愛語が出来るのは、かなり頭が良くて、苦労をした人だけかと思ってしまいます。

でも、子供が自然と和顔愛語を親にしているかも知れません。
赤ちゃんは、「あーあー」しか言えなくても、和顔愛語のカタマリのようです。

すると、和顔愛語には別の側面も有りまして、
相手の話を、優しく聞いて上げることも和顔愛語に成るのです。

相手に掛ける言葉が難しくて、何も言えなくても良いです。
そういう時は、優しく相手を誘導して、とにかく何かを一言でも話してもらうことが、相手の大切な息抜きに成ることもあります。
これで自殺をしようとしていた人を、止めるかも知れません。

和顔愛語を自分が心掛けるだけで、弱った人の命を助け、また、苦しい人の何か悪いモノを知らずに祓ってしまうかも知れません。
和顔愛語は、お(はら)いにも成るのです。

更には、和顔愛語とは考えて観れば、学歴が無くても優秀な営業マンに成れる人や、経営者で成功している人の多くは、自然な和顔愛語の御方です。


つまり和顔愛語は、金運にも影響するのです。 ヤッター!


異性にモテる人も和顔愛語です。 スゴーイ!

そして、自身の大切な善徳への修行にも成る。


これは自分の死後への貯金にもなります。
もう数え切れ無いほどの恩恵を自他にもたらしてくれるのが、和顔愛語なのです。


何か、皆様の参考に成れば幸いです。

 

院 長