ニュースレター 2021  8月

2021/08/23 ブログ 疾病別ブログ スタッフブログ
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「コロナ」も「ワクチン」も「オリンピックが日本で行われること」も、今、偶然になったのではなく、何か深くつながってるような気がします。

 

 おそらくこのオリンピックやパラリンピックが終わってから、「日本や世界の動き」は大きく変わっていくことでしょう。

 

 でも世界が駄目になったり、不幸になる訳ではありません。

 

未来を占う意味でも、おそらく今日から1週間が、2021年の山場となる「ターニングポイントの週」となることでしょう。

 

このオリンピック、パラリンピックがきっかけとなって、「素晴らしい世界」になって欲しいですね・・。

 

話は変わります

本当に「自分なりの精一杯」か? が大切です

青森県に伝わる昔話に、こういう話が有るそうです。

昔むかし、ある所に信心深いお婆さんが居ました。
でもお婆さんは、とても貧乏でした。

お婆さんは、毎日、近くの御寺の阿弥陀様

にお参りに行かれました。
「地獄では無くて、天国に行けますように」
これが、お婆さんの願いでした。

お婆さんは、必ずお賽銭を「チャリン」と賽銭箱に投じるのですが、そこのご住職が後で確認しますと、お賽銭が入っていないのです。それも毎回です。


ある日に住職が、阿弥陀様の裏側からお婆さんを観察していました。

すると、お婆さんが投げる御金の穴には糸が結び付けられており、お参りした後にお婆さんは、その糸をたぐり寄せて、阿弥陀様に「ごめんなさい」と言って、ポケットに御金を戻していたのです、笑。

それを見た住職は怒って、お婆さんを懲らしめるために寺の池に落とそうと工作をす
るのですが、結局は怒った住職の方が池に落ちたという民話でした。

最初にこの昔話を読んだ時に、何とちゃっかりしたお婆さんだと思いましたが、よくよく考えて観ますと、


・ 神社でも、お供えして奉納し、感謝や希望を祈願した後は、そのお供えを参拝者は頂いています。


・ または、自分たちがお供えした御金に相当する物を、参拝が終われば頂いています。

お婆さんも、同じことをしているとも、大目に見ると言えるかも知れません。


神仏は、御金も物も使わないから不要です。


御金や物を欲しがるのは、神仏の周囲に居る人間なのです。神社や寺を維持するための費用は理解が出来ますが・・・・。

今回の言いたい話はここからです。 パチ  パチ  パチ ~


御金に糸を結んで戻していたお婆さんには、バチが当たらなかった。
それを怒った住職にバチが当たった。
それは、なぜでしょうか?

ここから感じますことは、「自分なりの精一杯」ということなのではないでしょうか。
お婆さんは、本当に貧乏だった。
その糸で結んだ小銭は、お婆さんの全財産に近いものだったかも知れません。
それをもし、毎晩に晩酌をするような余裕がある住職が怒った場合、神仏はどちらの味方をするのでしょうか?

・ 多くの人は、他人と自分を比較して、何かが出来ない自分をダメだと思い込んでいます。
・ でも大切なことは、本当に真面目に「自分なりの精一杯」をしているならば、何かが出来なくても、神仏はそれを許してくれるのではないでしょうか。

比較する対象は、出来る他人では無い。
自分が、本当に自分なりの精一杯をしたのか? 
自分なりの誠(まこと)一杯にしているのか?

比較するべき相手は、本当の真面目な自分だということです。


自分なりの全力を本当に尽くしたならば、その結果の善悪は関係なく、すべては死後に本当に大切なことが大丈夫に成ります。

それは何か?は、考えずに、行けば分かるさ!!


皆様の参考に成れば幸いです。

 

院 長